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外来生物法や鳥獣保護管理法などに則って、やむを得ず捕獲され、廃棄される野生動物を、医学や獣医学の技術向上のための資源として使用することを目的としており、外科的なトレーニングや詳細な解剖学の確認のために活用することを想定しています。

実施例①卒後研修・トレーニングの実施

臨床経験の中で必要となる解剖学の再確認や経験のないオペのトレーニング、転職や子育てなどでブランクのある方の再教育、医療系(看護、理学、鍼灸、整体等)で解剖学的理解を深めたい方などを対象とした、外科学(解剖学)研修の実施。

実施例②院内研修への検体提供

専門医の指導による膝関節手術のトレーニングの実施や、実際の患畜のシミュレーションの実施を目的とした検体(膝関節)の提供。

実際の動物を使用した体験を通し、自然科学への興味関心、探求心、倫理観の醸成やより実践的な体験的知識や技術の習得を目的とした研修を実施します。

実施例① 人体解剖を学ぶ医学生の予習(復習)研修

医師にとって学生時代の人体解剖は、とても貴重な経験であり、ドナーへの感謝や医師としての倫理観を醸成する大切な体験となります。その機会の学習効果を最大限に高めるための、アライグマ等を用いた解剖体験や復習研修を実施。

実施例② 野生動物学や比較解剖学を学びたい獣医学生

野生動物に関心のある学生や大学のカリキュラムではカバーできない範囲の比較解剖学に興味のある学生のための解剖研修の実施。